東京学芸大学附属小金井小学校
もしも、過去の自分の好きな時代に戻れるとしたら
迷う事無くこの小学校で過ごした6年間を選びます。
それほど楽しく有意義な思い出のつまったこの学校の
創立100周年・開校50周年記念式典に
出席して来ました。
久しぶりに訪れる母校にわくわくしながら
校門をくぐり抜ける。。
友達とよそ見をしながら歩いてよくぶつかった松の木は
今もそこに。。
なんだか少し細くなったような気がしたのは
自分が大きくなったから??

母校体育館でのセレモニーでは
在校生のアコーディオンバンド演奏をバックに校歌を斉唱。
このアコーディオンバンドに私も当時在籍していました。
今でも空で歌える校歌にうるうる来たのは私だけではなく。。
。。

校舎をくまなく散策。。
随分変わってしまった所も多かったけど
ほんのり漂う何とも言えない匂い、、、が郷愁を誘い
どんどん子供の頃に戻って行くような気がしてなりませんでした。
楽しみにしていた今日のメインイベントは
<あたり前の暮らしを求めて>と題して行われた
同窓生である倉本聰さんの記念講演

あたり前の暮らしのレベルがどんどん上がってしまい
心の不在が問題視される昨今。
最後に引用されたエッセイが心に滲みました。
空港のベンチに座っていた人のなんとも落ち着かぬ様子に、
心配して理由を尋ねると、こう答えたという。
「身体が速く着いてしまったので、心が到着するのを待っているんです」
とても共鳴する所が多く
今の子供達に後の世に日本の原風景を伝えるべく
昨年リリースした綺羅の唱歌カバーアルバム
<時のなごり〜上巻><時のなごり〜下巻>を
この日念願叶って母校に寄贈させて頂きました。
この上ない幸せです。

後ろ髪をひかれながら母校を後にし、、
当時の通学路を探し歩いて生家のあった辺りへと
立ち寄ってみる事にしました。

<ここに映画館あったでしょ?>
<ここにかかりつけのお医者さんあったでしょ???>
面影のひとつも残っていない変わり果てた街並に
唯一みつけた古い時計屋のおじさんに尋ねました。。
「あったよ〜〜。このとなりに映画館。。随分昔の事だよ。。。
え〜〜?あんたが知っているのかい。。
そこの植え込みのある所が医者の玄関だったね〜〜。」
懐かしそうに話してくれたおじさんに、、またもうるうる
それでも時のかけらを探して延々と歩き続けました。
でも、、、生家の辺りはもう小径ひとつも残されてなく、、、
<もうこれで来る事もないね。。>と
偶然走って来たタクシーに飛び乗り
真新しく改装工事中の駅の灯りが見えてくるにつれて
大人の自分へ戻って行く寂しさを感じました。。。
あのタクシー
、、、
それまで1台も通らなかったのに、、、、
きっと時の使者が私のために遣わしてくれたんだね。。。
そこの角を曲がれば古い生け垣が見える
名前を呼ぶ声、今も響く、、、
古い井戸のまわりにはしゃいだ無邪気な笑顔
小石を落とし耳をすます遠い日。。。
綺羅/郷愁より。。。
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