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2010年9月

雀のお宿

8月のある日、、
いつもの道を歩いていると
何だかとても懐かし〜い郷愁に誘われる香りが
漂って来ました。。

その香りは、、
何ともいえない青い青い草の香り

古くからあった大きなお屋敷の土地が
いつのまにかさら地になって、、
売れずに手つかずにされていたおかげで
ここぞとばかりに草たちが生い茂っていたのですsign01

子供の頃には沢山あった原っぱclover。。

シロツメクサを摘んで花冠を編んだり、
オオバコの茎を引っ張り合ったオオバコ相撲。。
触れば閉じるオジギソウを覗き込み
ナズナの葉茎を割いてくるくる回す。。
かすかな音に耳を澄まして寝転んだ遠い日の香り。。

もうとっくに忘れていた草の香りを閉じ込めたくて
写した写真。。

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そして今日、、、
ふたたびそこを通ると、、
雑草はさらに私の背丈を越える程に生い茂っていました。

香りは、、、?と思い近づくと、、
バタバタバタ、、とその茂みから何かが一斉に
飛び立ったのですflair。。。

あ〜〜〜sign01雀だ〜〜〜heart04
あ〜〜ぁごめん。。驚かせてしまったね〜〜coldsweats02。。。

つい先日 都会から雀がいなくなった。。と言うニュースを
聞いたばかりsign01

こんな所に隠れていたんだぁ〜〜。。
雀達もこの茂みが懐かしく嬉しかったんだろうなぁ。。
昔から人と共に生きて来た雀。。

妖怪の住み難い世の中は人も住み難い、、って
水木しげるさんがおっしゃっていたように
雀の住み難い世の中も同じ。。

願わくばこのままずっと空き地のままで、、、
家が立ってしまいませんように、、、

思わず心で呟いたのでしたshine。。

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十五夜

中秋の名月を心待ちにしていたのは
9月に入ってもなかなか秋を実感できずに
いたからでしょうか。。。

雨の予報を聞いてはいたけど
昼間から空を見上げては
まだ大丈夫、、大丈夫、、、と
心で呟いていました。。

月は綺羅の世界に欠かせないアイテムfullmoon
人が亡くなる時は引き潮の時、、、と
父も兄も本当に潮が引くように
月に召されて逝きました。。

移動の車の中から見えた美しい十五夜。。

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月を愛する仲間が催してくれた観月の会
何とかギリギリ間に合いましたsign01
昼間晴れる事を祈ってお団子を買ったら
すすきを1本サービスしてくれたんです。。

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記念にパチリと写した直後、、
月はまるでその時を待っていてくれたかのように
厚い雲に隠れてしまいました。。。

そして昨日
里アンナちゃんの長月ライブ
盛り上がった帰り道
何だかとっても気持ちがいいな〜〜!と見上げた空には
3日振りにやっと顔を出してくれた居待ち月が。。

満月から少しずつ遅れて出るようになる月を
もう立って待つには長過ぎるので座って待ちましょう、、と、、

昔はそうやって月の出を待っていたんですね。。。
さぞや時間もゆっくり流れていた事でしょう〜〜〜。

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田中一村

先月の<第九帖 闇よ闇夜よ>のライブでも
紹介した敬愛する画家田中一村展が
千葉市美術館で開催中とのこと、、
車で行って来ました。

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今回は奄美で生涯を閉じた一村の
子供時代から奄美へ渡る前までの初公開のものが
数多く、より一村の人物像に触れる事が出来ました。


一村との出会い、、、
あれは何年前だったんだろう、、、
今ではきっかけが思い出せないのですが。。。
その色鮮やかなのになぜか悲しさや寂しさを感じた
奄美での作品に心を奪われて、、、

何気なく立ち寄った本屋さんの一番角っこに
ひっそりと一冊、ホントに探していた訳でもないのに
一村の画集があったのです。。

思わず手に取り勇んで買って帰りました。

それからと言うもの、、
本人の生き方や暮らし振りなどを知るにつれ
より一村が心の中にぐいぐい入りこんで来て
どうしても本物の作品を見てみたくなりました。

本物を見るためには奄美へ行かなければ、、、

そう思った時、
これまた偶然に諏訪湖畔ハーモ美術館で一村展をやっている事を
知りました。。それももう最終日間近!

暑い日でした。。
ひとりで電車に飛び乗り諏訪へと向かったのです。

る気持ちを抑えきれない、、ってこう言う事を言うんですね。。

行き方も解らないまま下諏訪から諏訪湖をめざして
ひたすら歩いた事を思い出します。


来訪者はほんのわずか、、
扉を開けると、、
ありました、、いえ、いました!。。
一村の絵が。。。!!

あまりの嬉しさと感動でただただ涙、涙。。

美術館にしては狭い空間がより一村の空気を
閉じ込めている感じがして
身体が震える思いでした。。

何時間見つめていただろう、、、、

去りがたい思いで美術館を後にし、、
余韻を引きずりながら諏訪大社まで
一心不乱に歩いて行きましたっけ。。


その思いが<残照>と言う曲になり
奄美出身の里アンナちゃんに歌って貰える事になり、、、
一村との出会いは必然だったんだな、、と思えてなりません。

その一村展。
田中一村 新たなる全貌 は今月26日まで
千葉市美術館で開催されています。

 一村の絵付けした名古屋帯、、、
  欲しいな〜〜。。。


もちろんグッズもいっぱい買いましたが
図録が凄い!!暑さ何センチ??
これで一村のすべて解ってしまうような。。。。


あとは奄美パークにある
田中一村記念美術館へ行く事と
いつの日か
一村に捧げた<残照>を一村に届ける事。。。だけ。。


生前には一度も個展は開かれることなく
誰にも看取られずに寂しく旅立ってしまったけど
今、あなたの絵は私にこんな曲を授けてくれました。。と、、

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セプテンバーコンサート終了

今年も無事、セプコンが終了しました。
ホントに無事にこの季節を迎えられた事、、
それが一番嬉しい事なんですよね。。。
今年も沢山の命が旅立って行きましたから。。


昨日の朝tvゲゲゲの女房」でのワンシーン
しげるの父が自分の人生を活動写真の中で振り返り
あ〜面白かった」と言って亡くなった場面には
おもわずドキッとして涙が止まらなくなってしまいました。

だって、私、常日頃から
 人生は自分を主人公にした長〜いドラマ。。
 誰もが最期にいい話だったな〜と思って
 The Endを迎えられたら
 どんなに素敵な世の中になるだろう〜
〜と思っていたからです。


そんな中、昨日のセプコンのリハーサル中
サーカスの叶正子さんが
noteMr.サマータイム」を歌われた時、、
私の記憶はもの凄い勢いで19歳の頃に遡って行きました。

場所は護国寺にある音羽スタジオ
楽譜の初見が得意だった私に手渡された曲は
Mr.メモリー
作詞の竜真知子さんが迷っていたふたつの歌詞を
仮に歌ってみる、、と言う仮歌のお仕事でした。
後に「Mr.サマータイム」として大ヒットした曲。。

歌った瞬間にな〜んて気持ちいい歌だろう、、と
思った事を思い出します。。。
家にはその時のテープが未だに家宝として残っていますが
それだけ印象深い曲でした。

そして有り難い事にそのシングルのB面に
noteDay Dreamin'」と言う曲をも書かせて頂きました。
まさにこれが私のソングライターとしてリリースされた
最初の曲だったのです。


あの日から今日までホントに沢山の出会いが
ありました。。。
まだ私のドラマは進行中ですが
たとえ今突然打ち切りになったとしても
あ〜〜いい話だった〜〜」って言えるよね〜〜。。
そんな事を思ったセプコンでした。

共演してくれたいたちゃん(渡辺格さん)えりちゃん(菅井えり)ちゃんも
ホントにどうもありがとうhappy01。。

最後にセプコン主催者の真代さんと。。
また来年。。。

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夏の思い出2

今日のスタジオはその昔 
鎧を着た武士の幽霊が現れる、、と言われた老舗スタジオ。

そんな話をし始めると次々に出てくる逸話の数々、

8本の尻尾を持ったきつねがPlayerの後ろを駆け回っていたとか、、
音楽好きな子供の霊が座っているとか、、、
スピーカーから貞子のように霊が現れたとか、、、
エレベーターにいつもおじいさんが乗っているとか、、
、、話はつきない。。。。


でも何度も改装されて美しく鮮麗された最近のスタジオでは
そんな話もあまり聞かなくなりました。。


それは妖怪の世界も一緒のようで、、、

 妖怪の住み難い世の中は人も住み難い、、と
 水木しげるさんはおっしゃってましたっけ。。


この夏の猛暑も毎朝の「ゲゲゲの女房」に癒されて
半ば正座状態でテレビに向かっていました。
そして楽しみにしていた<水木しげる米寿記念 ゲゲゲ展>では
とにかくグッズを買いまくり!


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お湯を入れると目玉おやじが充血する湯のみ


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冷たい物をいれると青く変わる妖怪グラス


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先月の音倉での送り火ライブでも 
目玉おやじは秘かに見守ってくれていましたhappy01

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その音倉で今日から始まった
平和を奏でるセプテンバーコンサートに明日出演致します。
その模様は初「U-stream」配信されるとか、、、sweat01

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夏の思い出

今日のスタジオはあゆちゃん。。
デビュー曲の「poker face」から今まで
ホントに何曲関わらせて頂いた事だろう。。。

ヘッドフォンでご本人のVocalを聴きながら
息づかいまで添うようにとハモって行くと
これは誰にでも言える事ですが
その微妙な歌い方の変化はもちろんの事
体調の良し悪しをも感じられるような気がします。。


そんな役得とも思えるこの仕事への扉を
開けてくれた大切な友達がこの夏
New York から久しぶりに一時帰国しました。

高校生の頃の私達にとっての聖地だった吉祥寺
帰国の朗報を受けて集まった仲間達とのお食事会。。

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文字通り<なごみ>の一言につきる賑やかな宴でした。
当時だったら絶対に素通りしていただろう落ち着いた
身体に優しいゆばと豆腐料理の店


聖地吉祥寺、、
彼女はSometimeと言うジャズ喫茶でバイトを、、
私はそこでオーディションを受け
同じ系列のHam&Egg Club と言う店で弾き語りのバイトを、、、

高校の頃、彼女達とデミアンシンクレールと言うバンドを組んで
オリジナルを創りだしたのがすべての始まり。。

そして、彼女が私の曲をとあるコンテストに応募してくれて
優勝してしまった事がデビューのきっかけになったのだから
すべての原点ここにあり。。。

今は随分変わってしまった街並を
おばさんになった当時の高校生達が懐かしく
扇子片手にはしゃぎながら闊歩する姿は
端から見たら少〜し妙だったかもしれません。。。

誰にでもある出発の地。。
時にはこうやって原点を思い出してみるのも
悪くない、、かな、、good。。。

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秋が来た

あれよあれよと言う間に
9月になっていましたね〜〜〜 maple

毎日 猛暑猛暑熱帯夜続きで
秋の足音なんてどこへやら、、、だったのに
突然の台風typhoonのおかげで 
今は涼しい風が吹き込んでいます。。

汗をかき慣れた身体には少し肌寒い風。。
あぁ〜〜秋風なんだ〜〜 。。

そう思うといきなり
酷暑の中での怒濤の日々が急に懐かしく思えて、、
やっと落ち着いて真っ黒になったスケジュール帳を
振り返り回想している所、、、

いったい何人の方に会い食事をし語り合い
いくつのイベントに出かけ刺激を受けた事か、、、
その様子は追々少しずつ記して行く事にしましょう。。
秋の夜長に相応しく。。

送り火ライブからの半月あまりが
もの凄く遠い過去のような気がしてしまうのは
もう来ないんじゃないかと思った秋のせいsign02。。


今日は9月11日に迫って来たセプテンバーコンサートのリハーサルを、、
今回で6年目の参加になります。
今年も下北沢Com.Cafe音倉にて、、
編成はギター渡辺格さんとCho.菅井えりちゃん
公私共に仲良くさせて頂いているおふたりと
初めて一緒に出来るので何だかウキウキ、ワクワクhappy01

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入場無料ですので どうぞ遊びにいらしてくださいませ。
http://www.sepcon.jp/


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