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2011年11月

石巻への道 Part4

このBlogを始めて約2年半。
10月末までの日記をココログ出版
一冊の本にまとめてみました。
私にとっても辛い事の多かったこの年を
お誕生月をもって終わりにしたいと思った事もあり
気持ちも新たにスタートするために、、、
これがその届いた私のBlog本

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思い出がいっぱい詰まった素晴らしい本になりましたhappy01
また2冊目目指して書き続けますpencil

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さて、、石巻への道も最後です。。

向かった北上中学校では
この日生徒さんによる合唱祭が行われ
そのゲストに真紀ちゃんのステージは用意されていました。

最初に校舎を見た時に
目に飛び込んで来たのは
大きく<>と書かれた張り紙の文字。
日本の心そのものを現している<和>と言う言葉が好きですheart03
きっと<>を重んじる校風なのでしょう。。。

それは気さくで明るく懐の深い
校長先生からも感じられ
一遍にこの学校が好きになりました。


そしてここで私は今回の旅の最大の目的である
雄勝硯澤村文雄さん
義援金をお渡ししなければなりませんsign01

体育館でのステージPAの準備やら
心洗われるような初々しい生徒達による
合唱に耳を傾けながらも
気持ちは澤村さんの事が気になりそわそわ。。。


14時、、約束の時間ぴったりに
澤村さんはいらしてくださいました。

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綺羅の封筒に入れて
みなさんからお預かりしたCDの売り上げを
無事お渡しする事が出来ましたsign01

雄勝硯にはその後さまざまな支援の手が差し伸べられ
復興への道のりを一歩づ津歩み出しているとの事です。
良かった。。happy01
とても穏やかな優しい方でした。

今度は雄勝へ伺いますrock、、とお約束をして、、


そして、、体育館へ戻り真紀ちゃんのステージkaraokeです。
この日は時間の関係で
私は<つきよ>の朗読のみのお手伝い。

真紀ちゃんの歌声は
生徒さんはもちろんの事
隣接して建てられた仮設住宅の方々の心にも深く響き、
みなさんとてもいい表情をして聴きいっていらっしゃいましたが、、

祈り>を歌ったその時、、
ガタガタ、、、と、、突然の地震がwobbly、、、

でも、、私にも解りました。。
これは逝ってしまった魂達が
ここにいるよ、、、と喜んで応えてくれたのだと。。


とても素敵な時間が流れました。。
最後に生徒さんから私にまで花束贈呈を賜り
そのお心遣いに<>の文字を思い出していました。


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ここにいる生徒さん達すべてが何かしら
心に傷を負っているのです。。
でもみんな純粋な可愛い瞳をしていました。
もっとひとりひとりの顔をちゃんと
見ていたかったな。。。

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 思いは必ず伝わる
  願いは必ず叶う
   心はいつもそばにいるよ

私が残せたのはこんな言葉だけでしたが、、

津波の辛く悲しい出来事を
だんだん忘れていっている、、と言う
先生の言葉に、、

人は経験した全ての事を覚えている事は出来ないと言います。
いつか楽し美しい素敵な経験が
悲しみの記憶を上回るようにと、、心から祈りますshine


その夜の石巻の幻想的な空の色と
悲しいほど大きな三日月は
私の記憶に深く深く刻まれました。。

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いただいた花束は、、ホントに長い長い間
家の窓辺を彩ってくれていました。
可憐に力強く、、ホントにホントに長い間。。。。

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石巻への道 Part3

昨日の立待月、、綺麗でした〜〜〜heart04

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この月を見ながら石巻での最後の夜
悲しいほど綺麗だった三日月の
幻想的な空を思い出していました。。

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10月29日、朝早くホテルを出発して
北上中学校car、、、

車窓からの景色は次第に少しずつ
私達を無口にさせてしまうような光景に変わって行きました。。


途中立ち寄ったのは
穏やかにとうとうと青空を映し出す北上川沿いに立つ
大川小学校。。。

全校児童の7割近くが亡くなり
行方不明となってしまったこの場所に
子まもり」の母子像が立てられたと新聞で読んだ時には
こんなに早く訪れる事が出来るなんて
思ってもみませんでした。。。

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何て優しく慈愛に満ちた表情なのでしょう。。

でも、
辺りは、、何もない、、
ただ乾いた風が頬を撫でて行くだけ、、
裏山は削げ落とされた木肌もあらわに
その津波の衝撃の凄さを物語っている、、


小学校前に設けられた祭壇に供えられた
沢山の花束やお人形、、
音も無くまわる風車に、、
ただただ、、手を合わせて立ちすくむだけ、、、


東京から来たただの旅人が
足を踏み入れてもいいの??、、
そんな気さえ起こさせるような
見えないオーラに打ちのめされていると、
ふと、、私の耳に何かが遠くから
聞こえて来たのですflair。。
何。。?
あれは、、子供達の声、、なのsign02

誘われるまま壊れた校舎の方へと歩いて行くと、、
それは沢山の小鳥達のさえずりでした。。
何とも楽しそうな、、声、、chick

壊れた校舎は小鳥のお宿となっていました。。

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思わず涙が溢れると同時に
なぜだか救われたような気がして
しばしその場を離れる事が出来ませんでしたsweat02。。

天国へ昇って行ったみんな
小鳥達に姿を変えて学校に戻って来たのかな、、、
心から安らかに、、、shine

さようなら。。


後ろ髪を引かれる思いで一路私達は
対岸の高台に臨む北上中学校へと急ぎましたcar

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石巻への道 Part 2

28日、、一路石巻専修大学rvcar

真っ赤に紅葉したさくらの葉がひらひらと舞う中
ピンク色の校舎がやさしく、そしてとても開放的な
雰囲気を漂わせている。。

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それもそのはず
ここは震災直後からボランティアセンターとして
沢山のボランティアが訪れた所。
もうテント村はすべてたたまれていたけれど
沢山の方がここを拠点に一生懸命頑張った日々の余韻が
うっすらと感じられるからなのでしょう。。


学生ホールで行われた
木村真紀アコースティックコンサート
私はプロジェクターを使った絵本<つきよ>の
朗読をお手伝いさせて頂き、
僭越ながら<里の秋>を1曲歌わせて頂きました。。

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体調はまだまだ本調子まではほど遠い感じでしたが
この地で歌える事を感謝しながら
被災地のみなさんのために心を込めて、、、、


その夜は石巻グランドホテルにお泊まり。

石巻で2番目に安い2番目に美味い
キャッチフレーズの
居酒屋<三吉>で遅い夕食を、、、

お店に入るや否や
真っ暗でし〜んとした外からは想像出来ないほどの賑やかさwobbly
扉1枚でこんなにも違う世界が展開されているなんて、、
笑い声に話し声
貸し切り??と思う程みなわきあいあい。。
何だか少しホッとしましたhappy01。。


でもこのグランドホテル周辺、
何事もなかったかのような街並も
実は一階天井までは水につかったとか、、
ホテルもやっと8月に営業再開に漕ぎ着けたとか、、

あの<三吉>で見た人々の笑顔は
大きな辛さ悲しみを乗り越え共に助け合い
頑張って来たと言う
絶対的な連帯感から来るものだったのでしょう、、
、、、そんな事をひどく噛みしめた石巻の夜でしたnight。。

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石巻への道 part1

10月28日....念願叶って被災地のひとつ
石巻へ行く事が出来ました。。

3.11東日本大震災後、
綺羅のH.P.からCDを買って頂いた分の売り上げをすべて
義援金として寄付させて頂く旨、お伝えしてから7ヶ月。。。

お金と言う形ではありますが
沢山の思いがこもったです。。
心ある方に託したい!
それも直接手渡しを、、、と考え続けて来ました。


そんなある晩、tvTVから飛び込んで来たニュース映像が
私に行動のきっかけをくれたのです。

600年の歴史を誇る石巻の伝統工芸<雄勝硯

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その大切な道具、作品のすべてを
津波が流し去ってしまった映像でした。


日本には沢山の歴史ある独自の伝統工芸があるにも関わらず
その文化を受け継いで行く事が困難になっている事に
日頃から寂しい気持ちを抱いていた私にとってsweat02
その映像は単に硯が砕け散っただけでなく
日本人の心が粉々になってしまったような
何かとても心につきささる瞬間でした。

その砕け散ったかけらを拾い集め
絶望の淵に立たされながらも
600年の歴史を自分達が途切れさせる訳にはいかない、、と
意気込む職人さん。。
ほんの少しでもそのお役に立てていただけたら
同じ今を生きた証になる、、そんな気がしたのです。。


9月中旬、airplane旅帰りの仙台上空
雲の上からそんな思いよ届けsign01、、とばかり
雲海を撮りました。

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そして運命の日がflair、、、

大好きな誕生月の始まりの日 birthday10月1日

もう20年以上一緒に音楽を作って来た仲間
木村真紀ちゃんが石巻へ行かれる事になった、、と
伝えて来たのですsign01

3.11への思いを歌った「祈り」を
聴いた方が石巻へ働きかけコンサートを
企画して下さったとのこと。。。


それを聞いた私はそれまでの思いを伝え
「是非スタッフとして同行させて欲しいheart04」と
お願いしました。

現地へ行けば何とかなるsign03、、と、、、

そこへ飛び込んで来たのが
偶然青山で開催されていた
東北の手仕事を紹介展示していた<ゆずりは展

こんなに早く目にする事が出来るなんて、、、
雄勝硯をこの手に取ったその時
石巻への道はすでに目の前に
開けていたんだと実感したのです。。shine

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